2015年9月19日土曜日

ロシアのシリア支援宣言の後で シリア空軍のイスラム主義国家組織(EI)攻撃が激化

英国に本部を持ちシリアに多くの情報網があるシリア人権監視団(OSDH)によると、9月18日にイスラム主義国家組織(EI)が5月21日から占拠しているパルミール市の中央部を25回ほど空爆したと言っている。市民は既に多くが逃走していたが、8人が死亡したという。死亡者の殆どは町を占拠していた聖戦主義者であった。15日にはロシアのプーチン大統領がアサドのシリア政府を軍事技術の面で支援を提供する声明をだしてから、一挙にアサドは元気付いたようだ。(パリ=飛田正夫 2015/09/19 7:05日本標準時

シリア北西部のイデルベ(Idleb)地方の町では、EIの支配下にあるシット派のフーア村付近での激しい闘いで、これまでに370以上のロケット砲が破壊された。

ロシアは、もしも独裁者アサドの要請があれば軍隊の派遣もすると申しでている。米国の2月に新任になった防衛相はロシアの防衛相との会談をまだ一度もして無かったが、電話でシリア問題を18日に初めて話したといわれている。