2017年6月7日水曜日

パリのノートルダム前庭で警察がトンカチで襲撃を受ける

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎7 ‎juin ‎2017 01:03:38‎‎)6日16時20分頃、ロンドンでのテロ襲撃のあとで、パリ第4区にあるノートルダム寺院前の広場で警察がトンカチで襲撃をうけ警察は頸部に軽い怪我を受けた。犯人は警察に撃たれ病院に運ばれた。犯人はノートルダム寺院内に900人いたとされる観光客にも危害を加える可能性があったと心配されていた。パリは緊張感が高まっている。アルジェリア人の犯人は他にナイフを所持していたという。RTLINFOによると最近のテロリストグループのメッセージでは、「シリアやイラクに来ようとするな。あなた方を必要としていないし来るのは困難なことである。それよりも、あなた方のいる国で襲撃を起こすべきだ」( 22 mars 2017)また、「石で頭を叩き割れ」「喉をナイフで切れ」「あなたの車で轢き殺せ」と話していた。このダエッシュ・イスラム主義国家組織(IS)が提唱してきたことが現実となったのが今度のロンドンでのテロであったと見る事が出来る。今日のパリでの警察を狙ったテロもトンカチという武器を使っていることでそのイスラム国家テロリスト組織(IS)のイデオロギーを踏襲していると考えられている。

今後はこの手の簡易な速攻テロが頻発する可能性は更に高まると見られている。しかしここで少し気になるのは、この非人間的なテロ事件ではISのイデオロギーが背後に人間を操っているということである。そこでは敵ならば「石で頭を叩き割れ」「喉をナイフで切れ」「あなたの車で轢き殺せ」というものである。が、これは何処かで以前に聞いた言葉にどこか似ているのである。昔し創価学会の会員は、宗門の官長を針金で縛って頭をトンカチで叩き割れと言っていたと思う。その時に恐ろしい事を言う人々だと驚いたのだが、考えてみればこれは日本人であってもISと同じくなれるということであろう。イデオロギーの濁りからは当然のことあり得るということなのである。

【参考記事】
http://www.20minutes.fr/paris/2080867-20170606-policier-agresse-dame-paris-parquet-antiterroriste-ouvre-enquete

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