2014年7月7日月曜日

コッペUMP議長婦人に貧困のUMPが飛行機代400万円供出

7月6日、日曜新聞JDDが暴露したことによると、2012年のサルコジ大統領選挙運動経費の違法架空請求書などを偽造して支払った金で赤字が国民議会連合(UMP)では8000万ユーロ(約120億円)に達したと財政貧困を嘆いている。それを知りながら、UMP前議長のジャン・フランソワ・コッペ婦人のナデアさんの飛行機代27000ユーロ(約400万円)を同党の費用で2011年度に決済されていることが暴露された。ビグマリオン事件での裁判所内部情報機密盗聴を画策したことでサルコジ氏は拘置され、裁判所に起訴された。この事件で国民議会連合(UMP)は完全に真っ二つに割れた。サルコジ組み一番手の一人であるニース市長クリスチャン・ストロジ氏でさえUMPは死んでしまったと7日に発言した。今後もまだまだサルコジとその周辺の犯罪暴露は続くものと見られる

ボルドー市長のジュッペ元首相や憲法審議会のドブレ議長、フィヨン元首相などがサルコジの政治舞台への復帰を嫌がっている。最近のビグマリオン事件の加熱化に油を注ぐように、今回のコッペUMP前議長婦人の党費乱用事件が暴露されて、UMPの評判は完全に地に落ちた。。