2014年1月18日土曜日

コルベイユ・エッソンヌ市長ら逮捕 ダッソー前市長もレバノン資金洗浄・選挙票買収容疑で

パリ南近郊都市コルベイユ・エッソンヌ市のの市議会選挙で国民運動連合(UMP)から出馬した上院議員で前同市市長(1995-2009)セルジュ・ダッソー氏の右腕で後継者のジャヤン・ピエール・ベシュテール(Jean-Pierre Bechter)現市長などが資金洗浄と選挙票買収容疑で1月17日に逮捕された。また、同様にフィガロ紙の社主でフランスの大富豪ダッソー氏の側近で2013年2月のコルベイユ・エッソンヌ市市長選挙殺人未遂事件の容疑者ユーネス・ブノウアラ(Younès Bounouara)が拘置された。ユーネスは同市住民であるファタ・オウ(Fatah Hou)氏に2013年2月19日12時40分に3発の銃撃をしてファタ氏をハンディキャップにさせている。ファタ氏はダッソーの選挙票買収の証言をカメラで録画していた人である。

既にコルベイユ・エッソンヌ市での2008―2010年の期間の選挙でダッソー氏の後継者に選挙票買収のシステムが追跡されて容疑がかかっていた。2009年の同市の選挙はレバノンから運んだ1800万ユーロ(約23億4000万円その内の300万ユーロがフランス国内から調達)の資金で選挙票買収容疑があったと考えられていて仏国家審議会が無効にしている。

1月8日に上院でセルジュ・ダッソー氏の議員特権開示要求が拒否されてた。

【参考記事】
Jean-Pierre Bechter, maire de Corbeil-Essonnes, mis en examen
Le Monde.fr avec AFP et Reuters | 17.01.2014 à 11h20 • Mis à jour le 17.01.2014 à 17h18
http://www.lemonde.fr/politique/article/2014/01/17/corbeil-essonnes-jean-pierre-bechter-presente-aux-juges_4349723_823448.html