2015年2月28日土曜日

政権により異なる仏国内でのイスラム教徒の意味 サルコジのマッチポンプも批判

27日フランス政府はサルコジ内相時代に成立させたイスラム教仏審議会(CFCM)がイスラム寺院の建設やイスラム食に関するものであって、過激なイスラム主義者を誘引させてしまいこれを防ぐ対策が包含されてなかったとして批判した。前の政府は反移民政策をとっていたのでサルコジはイスラム主義者を台頭させて置いて、これの取り締まりを本人がやって右派に点数を稼いでいたのかもしれない。ある意味での政治におけるイスラム主義者へのマッチポンプであるとみれれる。

フランスではアラブ人は500万人ほどいて200万人がイスラム教徒である。イスラムの祈祷のための集会所はフランス全国では2300箇所から3000箇所ある。イマーム(イスラム教の指導者)はフランスに1500人がいるとされる。そのほとんどのイマームはフランス国籍が無い。イマームの基本的な教育も受けてなかった。1月7日の風刺画週刊紙チャルリー・ヘブドのイスラム主義者による射殺事件を受けて現政権のオランド大統領はイスラム主義者を出さないようにするためにイマームを指導する機関を考えている。