2015年4月21日火曜日

アルメニア人大虐殺100周年 ドイツも「ジェノサイド」をフランスに習い議会承認



1915年から1917年に150万人のアルメニア人大虐殺があったその100周年記念を4月24日に迎える。フランスやイタリア、ロシアなど20カ国に習ってドイツ議会は第一次世界大戦の大虐殺の例として、トルコでのアルメニア民族の大静粛があった事実を承認し、この4月20日に「ジェノサイド」の犯罪を票決したとドイツのメルケル首相のスポークスマンのステファン・セイベルト氏が発表した。


ドイツには欧州で最も多くトルコ移民300万人が暮らしている。これまでドイツはアルメニア人大虐殺を認めてなかった。20世紀の暗い歴史をトルコは承認していないためにドイツとの関係が調整される必要が出てきている。アルメニア人大虐殺の苦しみを分けあう必要があると4月20日にアルメニア首相官邸では宣言している。
多くの記念行事が予定されている。4月12日にフランソワ法王もローマでの儀式でオットマン帝政下のアルメニア大虐殺をジェノサイドの呼称で、アルメニアの聖職者を前に公式に使用した。
2015年4月23日と24日は朝6時30分からの国営放送テレビ・フランス24では、アルメニア人が多く住むリビアのアンジャ(Anjar)とフランスのマルセーユ(Marseille)の2つの町のルポルタージュが取り上げられる。

24日は、同じく6時30分から国営放送テレビ・フランス24でフランス語と英語とアラブ語でアルメニアから集会した各国首脳などや、世界各国の特派員の取材報告を報道をする。その中で最近の取材であるアルメニアのセルジ・サルキシャン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の対談もある。

仏国営放送テレビ・アンテナ2では、アルメニア正教会やプロテスタント教会が組織する追悼式がトルコとイラン国境に近いアルメニアの精神的首都エチミアジン(Etchmiadzine)とローマで行われる。カトリック教会と使徒伝来教会、吹く恩主義プロテスタント教会の代表3人アルメニア人組織の大虐殺を振り返り、トルコ政府側の承認を待つそれぞれの立場を説明する。
【参考記事】
http://www.midilibre.fr/2015/04/20/27-avril-1915-24-avril-2015-l-armenie-va-commemore-le-centenaire-du-genocide,1152354.php

http://www.lemonde.fr/europe/article/2015/04/20/l-allemagne-denonce-le-massacre-des-armeniens_4619454_3214.html

http://www.leparisien.fr/flash-actualite-monde/genocide-armenien-une-memoire-transmise-de-generation-en-generation-20-04-2015-4709093.php

http://www.lemonde.fr/europe/article/2015/04/20/l-allemagne-denonce-le-massacre-des-armeniens_4619454_3214.html


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