2014年2月25日火曜日

ロシアが初めて見解表明 メドベージェフ首相 ウクライナ暫定移行政権の動きは疑問

ウクライナのヤヌコーヴィッチ大統領が22日夜に飛行機で逃亡し行方不明になっていて目下大量殺害犯行で指名手配中だが、ロシア人が半数以上を占めるウクライナ北部の町のどこかにいるといわれている。

ロシアはこれまでこのウクライナの政治変動に特に介入はしてこなかった。冬季オリンピックが閉幕した24日、ロシアのメドベージェフ首相は公式記者会見で、現在キエフで動いているいくつかの政党組織には正当性の点で大きな疑いがある。そこに同胞の生活の利益を脅かすものがあると明かした。現在のウクライナの元首相ティモシェンコ主導の暫定移行政権に疑問を抱いている。 

ロシア内部ではプーチン大統領の独裁を批判する抗議が起きていることが報道されている。フランス国営放送テレビA2では明日の夜はロシアのプーチン大統領を特集する。同大統領の統治下に40人のジャーナリストが死んでいることが問題になっている。