2014年5月21日水曜日

未発表の仏世論調査で ドミニク・ストロスカーン氏が予想外の最高点でトップ人気

2011年5月のパリのキオスク
先週末のパリジャン紙の為に調査会社BVAが行なった世論調査は発表されないことになった。それは結果が全く予想されていない驚くべきものであったからだと同紙は判断を示した。質問は、人気のないオランド仏大統領に取って代わるのは誰がよいのかを16人から選ぶというものであった。その中で国際通貨基金(IMF)前専務理事ドミニク・ストロスカーン氏は56%とトップの最高点を獲得した。

アラン・ジュッペ元外相は53%で2位。サルコジ前大統領49%。マニュエル・バルツ仏首相は48%であった。そして仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)によると、フィヨン前首相や、政治引退したばかりのジャンルイ・ボルロー前仏環境相、フランソワ・バイル議長、フランス北部大都市リール市長のオブリ元労働大臣などはすべて現仏大統領よりもよい得点を得ているという。

2012年のサルコジ氏の仏大統領選挙運動資金の架空決算疑惑のあるジャン・フランソワ・コッペ国民運動連合(UMP)議長に関しては、次期仏大統領選挙には出馬しないのか名前は出てない。

ストロスカーン氏の人気が抜群であるのは景気の悪いフランスを再興させる起死回生の希望を世界的名声を持つ経済専門家の同氏に見ているからだとしている。リールのカルルトン事件が終結してない現状ではこの結果を発表できないということらしい。