2015年9月29日火曜日

国連:オランド仏大統領 シリアのアサド退陣を迫り シリア虐殺はアサドから始まったと話した

オランド仏大統領は9月28日、ニューヨークの国連で、「シリアからアサド退陣」を迫る凄い歴史的な講演をした。シリアの独裁者アサドに対するフランス独自の主張を貫き通した。オランド大統領は、化学兵器などを使って市民を殺害した「執行人(アサド)とその犠牲者は同席できない」として、シリア反政府蜂起側を暫定政権として支援すると主張。「アサドが国を出ることでそれは可能になる」と話している。オランドの凄いのは、「アラブの春の進む中で、アサドの立場が苦しくなっていた頃には、イスラム主義国家組織(EI)などというものは存在していなかったのだ。その頃にはすでに、シリア市民の虐殺はアサド大統領によって始まっていた。シリアの虐殺と難民の責任者はアサドである」、この事実を話したことだ。(パリ=飛田正夫 2015/09/29 8:05日本標準時

「シリアを逃げた難民が、サルコジ前大統領が空爆して国家の下部組織まで破壊してしまった無法状態のリビアへ集まった」、こういう凄いこともオランドは話したのだが、アサド寄り体制メディアは伝えたくない。