2014年5月11日日曜日

オランド仏大統領は英米よりも先に ナイジェリアのボコ・ハランの奴隷制の恐怖に我慢できないと宣言

オランド仏大統領はドイツでのアンゲラ・メルケル独首相との会談を終えて10日パリでの奴隷制廃止記念日の式典に参加した。その折に、1ヶ月前にイスラム武装集団ボコ・ハラン(Boko Haram)によって、ナイジェリアで223人の女子高校生が誘拐されて強制的結婚や売買されている事件は、世界の人間の価値を擁護するフランスにとって全く我慢できないことであり、フランスはナイジェリア人民の側に立ちこの捕虜になっているこれらの女性たちを解放し反抗者を処罰するために支援をすると話した。

オランド大統領は、「フランスは世界の人権の価値を擁護しなかったのならば、それはフランスでは無い」「このようなことは我慢できないことである」と話した。この話しの裏には当然、フランス国内で話題になった、奴隷制廃止記念日の式典を否定した極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン系の市長など人権否定の行為が想定されている。

米英はナイジェリアから呼ばれたら行くといっている。オアバ米大統領婦人のミッシェルさんの発言もボコ・ハランが女性を性的奴隷としているのとは、どこか話しがずれていたようだ。