2013年6月1日土曜日

東西ドイツ統合後初の国勢調査 人口の老齢化と所得格差が拡大

 ドイツの人口数は150万人減少して8百2000万人となったとドイツ統計局が26日に発表した。ドイツはフランスと異なり最低賃金制度がない為に雇用は膨らむが経済的な格差が拡大している。 外国人数はドイツに620万人いて総人口の7.7%を占めてた。予想よりも110万人少なかった。これは登録数推定からの統計予想が外れたわけで、外国人がドイツから去っていったことを示している。外国人にドイツの賃金は魅力がなくなったためなのか。この点を指摘しないでこれまでの独仏間の失業率を比較してきた仏メディアの責任は大きい。

 これは東西ドイツ統合後の初の国勢調査の結果で、2011月5月に行われたこの調査は、人口の10%をサンプルに直接面接法で質問された大規模なもの。ドイツの人口は8170万人を記録していて欧州最大の人口を誇っていた。

 【参考記事】