2016年11月26日土曜日

キューバ革命の父 植民地主義と闘いフィデル・カストロが死亡

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎26/‎11/‎2016-18:46:41)25日夜22時29分(03h29 GMT)にキューバ革命の父フィデル・カストロがハバナで90歳で死亡したと兄弟のラウル氏より報道されている。バチスタ独裁を倒しキューバ人民を開放した世界中に影響を与えた英雄。ベトナムや中南米を支配した米帝国主義と闘ってアンバルゴの経済包囲網制裁と闘って持ちこたえた。自由を理想としながらも牢獄や拷問、一党独裁は残った。米国の帝国主義と植民地主義に反対し地球上の人民の権利と平等を標榜した大きな星がいま大きな希望を後代に託して消えて行った。2006年からはラウル氏がカストロの後継者になっていて2011年4月には最終的にキューバ共産党主席書記長の職を弟ラウル氏に譲っている。キューバを訪問したフランソワ・オランド仏大統領は2015年5月11日、首都ハバナ大学を訪問し初のキューバ共和国での講演をした。急遽決まったフィデル・カストロ(88歳)との歴史的会見が55分間にわたり彼の家で行われている。2014年2月から2015年4月まではテレビから姿を全くけしていてその健康が心配されていた。

2016年の2月2日にはキューバ最高指導者のラウル・カストロ氏がパリ訪問してオランド仏大統領と経済復興で会見している。最近日本の政治家で公明党の山口那津男代表は安倍晋三首相の親書や池田大作創価学会名誉会長のメッセージを携えて、9月6日(日本7日未明)にキューバにカストロに会いに出かけて行ったが、カストロの兄弟ラウル氏にも会ってもらえなかったばかりか歓迎のハバナ市民の影も見なかった。米国の帝国主義と植民地主義に反対し地球上の人民の権利と平等を標榜した大きな星がいま大きな希望を後代に託して消えて行った。追悼の儀式は今の所はどうなるかは報道されてない。

 【参考記事】
http://www.ledauphine.com/france-monde/2016/11/26/fidel-castro-est-mort
http://www.ouest-france.fr/monde/cuba/fidel-castro-le-pere-de-la-revolution-cubaine-est-mort-4638321
http://www.ouest-france.fr/monde/cuba/fidel-castro-le-pere-de-la-revolution-cubaine-est-mort-4638321
http://www.lepoint.fr/monde/fidel-castro-mort-du-dernier-des-communistes-26-11-2016-2085868_24.php
http://www.lefigaro.fr/international/2016/11/26/01003-20161126LIVWWW00004-en-direct-cuba-fidel-castro-est-mort.php